7人制ラグビー女子日本代表「サクラセブンズ」に高校3年生の新戦力が花開いた。

 7日、アジアシリーズ第1戦「中国セブンズ」を終え、成田空港に帰国。今大会が代表デビューのバティヴァカロロ・ライチェル・海遥(17=東京・板橋有徳高)が計4トライの活躍で、フィジー出身の父譲りの高い身体能力を示した。「本当に楽しかったです!」と笑顔で第一声。「突破力に関しては通用するかなという立ち位置が分かったことが収穫。素晴らしい経験をさせていただきました」と、手応えを得た表情も見せた。

 新種目となった16年リオデジャネイロ五輪の出場権獲得が、今年の最大目標となる。BK陣の主力として日本代表を支えてきたマテイトンガ・ボギドゥ・ラウマイナダヴェ(31=アルカス熊谷)はフィジー国籍のため、11月開催の五輪アジア予選(香港、日本)や本番には出場できない。私生活でも面倒をみてくれる姉のような存在に、バティヴァカロロは「一緒に出られないのはすごく残念。でもライテ(マテイトンガの愛称)の代わりに、ライテと同じくらいの活躍を見せたい」と誓った。

 浅見敬子ヘッド・コーチも「思い切って起用しましたが、決勝でもトライを決めてくれましたし、チームに勢いをつけてくれた。ライテのような軽やかなステップには及ばないけれど、かわしていく感じは上々。高校生としては肝がすわっているし、ものおじしないことがすごい。チーム全体に好影響」と高評価した。