ヨットの世界最高峰レース「第35回アメリカズカップ」が17年に米国・バミューダで開催される。その予選となる「ルイ・ヴィトン・アメリカズカップ・ワールドシリーズ」(以下LVACWS)第9戦が11月18~20日に福岡市中央区の地行浜で行われることになり2日、都内で発表された。
アジア地区で予選が開催されるのは、1851年の第1回以降初の快挙で、会見には日本セーリング連盟河野博文会長、高島宗一郎福岡市長をはじめ、15年ぶりに出場している日本チームをサポートしているソフトバンクグループの孫正義代表らが出席。概要などを発表した。
出場艇は日本のソフトバンク・チーム・ジャパン(早福和彦総監督)をはじめ、グルパマ・チーム・フランス、ランド・ローバー・BAR(英国)、エミレーツ・チーム・ニュージーランド、アルテミス・レーシング(スウェーデン)、前回優勝のオラクル・チームUSAの6カ国。世界のトップチームが勢ぞろいする。
日本は過去3回、アメリカズカップに挑戦しているがいずれも4位に終わっている。今回は予選だが初の本拠地開催で、世界にその実力のほどを見せつけたいところ。会見場には1851年に作られたトロフィーが登場し、雰囲気を盛り上げた。
孫代表は「このトロフィーを見るのは初めてですが、すごいですね。日本はまだ1度もこのトロフィーを手にしていません。米国がずっと奪い続けてきたトロフィーをアジアで初めて日本が奪い取っていただきたいと思います。またこの大会を通して、日本の若者が世界中のスポーツマンと競い合うカルチャーを築けたらうれしい」と話した。
早福総監督は表情を引き締め、「日本人として、1人のセイラ-として母国で開催されることに感激しています。新しいアメリカズカップの文化を伝えていく機会を与えていただきうれしいです。博多湾で日の丸を背負って、日本の戦いぶりをお見せしたいと思います」と決意を披露した。
本大会の模様は、ソフトバンクが提供するスポナビライブで中継する予定で、スマホやタブレットを使って楽しむことができる。


