渡部暁斗(北野建設)が3位に入った。表彰台は今季7度目。W杯得点の合計で争う個人総合は1086点で3位となった。

 前半飛躍は94・5メートルの109・7点で16位と出遅れたが、トップと1分14秒差で出た後半距離(10キロ)で巻き返した。エリック・フレンツェル(ドイツ)が3連勝で今季10勝目を挙げて、通算41勝とし、個人総合5連覇を達成した。

 永井秀昭(岐阜日野自動車)は26位、渡部剛弘(ガリウム)は33位、清水亜久里(ユーグレナ)は38位、加藤大平(サッポロノルディックク)は40位、渡部善斗(北野建設)は41位だった。

 ▽渡部暁斗の話 3位に入れたのは実力が上がってきている証拠。自分の限界を押し上げていった。自分との戦いという感じだった。いいレースができた。