今季開幕戦となるボルダリング第1戦の準決勝と決勝が行われ、男子は昨季W杯総合2位で24歳の藤井快(東京都連盟)が優勝した。渡部桂太(三重県連盟)が3位に入り、杉本怜(東京都連盟)は4位。1~4位は完登数1で並んだが、藤井は完登に要した試技数が最も少なかった。

 女子で昨年の世界選手権銀メダリストの野中生萌(東京都連盟)は完登数1で3位だった。昨季W杯総合を制したショーナ・コクシー(英国)が4課題(コース)全てをクリアして優勝した。

 ボルダリングは複数の課題に臨み、完登した数を競う。東京五輪は登る速さを競うスピードと、登った高さを競うリードを合わせた3種目の総合で争われる。

 ◆藤井快 「調子が良くないと感じていたので率直に驚いている。(完登した課題は)もう一度やれと言われてもできない。1回で決めようと集中した」。

 ◆渡部桂太 「決勝に進んだのも初めてで、楽しむしかないと思った。3位に入ってかなり自信になる」。

 ◆野中生萌 「初戦で表彰台に立ててすごくうれしい。去年は(W杯のボルダリングで)過去最低の14位だったので、気を引き締めた」。