日大が早大との全勝対決を制して5連勝し、3年ぶりの優勝に大きく前進した
。第1QにRB中野が8ヤードのランで先制のTDを挙げた。第3QにFGで3点を返されたが、直後の攻撃で相手の反則につけ込み、RBウィリアムスが1ヤードTDランを追加。早大に反撃を許さず、14-3で逃げ切った。11月12日の次節で、早大が同じ1敗の法大に勝ち、日大が慶大に勝てば優勝が決まる。
台風接近中にときおり強い雨とあって、ランでの攻防となった。その中で日大の3度目の攻撃では、1年QB林が効果的にミドルパスを2本成功。先制のTDをお膳立てし、早大から3年ぶりの勝利に導いた。今季は初戦から先発し、3戦目からはエース背番号10をつけている。勝利にうれし涙を流した林は「きのうは寝られず、一番緊張した。勝ちたい一心だった」とホッとした表情を見せた。内田監督も「すごく成長した。締まった試合ができた」と珍しくほめあげた。
早大は初の3連覇から後退となった。QBは故障持ちの坂梨主将に代わって2年の柴崎が先発も、思うような攻撃ができなかった。攻撃では2ターンオーバーを喫し、守備などで要所での反則が痛かった。柴崎は「坂梨さんに申し訳ない」と涙に、坂梨は「柴崎に負担をかけてしまった」と唇をかんだ。優勝の可能性はまだ残るだけに、高岡監督は「反則が余計だった。残る2試合に全力を尽くしたい」と話した。



