フェルナンド・アロンソはブラジルGP後の11月19日にバーレーンで行われるWEC(世界耐久選手権)のルーキーテストに参加し、トヨタのLMP1マシンをドライブする見通しとなった。すでにブラジルGP前にドイツ・ケルンにあるトヨタのWEC活動拠点TMGを訪れてシート合わせなどを終えているという。
これは当然、WECの1戦として組み込まれている2018年のルマン24時間耐久レースへの参戦を視野に入れたテストドライブということになる。アロンソはかねてから、モナコGP、インディ500、そしてル・マン24時間耐久レースの「世界3大レース制覇」を目指していると公言している。
ブラジルGPの現場に姿を見せたアロンソは、この件についてノーコメントを貫いた。
「今のところはコメントすることは何もないよ。ただの噂だよ。どうなるか、見てみよう」
ただし来季のF1と開催日程が重なっていないル・マン24時間耐久レースへの参戦には意欲を持っていることを認めている。
「僕はまだ若いしル・マンを戦うチャンスはいくらでもあると思う。だけど僕は毎週だって優勝争いができるレースがしたい。それはル・マンに限らずだ。来年(のレース活動)に向けて僕が考えているのはそういうことだよ」
今シーズンの最終戦アブダビGP(11月26日決勝)が終わるまではアロンソはマクラーレン・ホンダの契約下にあり、他チームのマシンをドライブする際にはマクラーレン及びホンダの同意が必要になる。マクラーレンもホンダもこれに対してはまだ態度を表明していないが、両者ともに反対の姿勢は取らないものとみられている。(米家峰起通信員)


