国際オリンピック委員会(IOC)は27日、ロシアの国ぐるみのドーピング問題を受けて2014年ソチ冬季五輪で採取した同国選手の検体を再検査した結果、5選手の違反を認定して失格処分とし、五輪から永久追放すると発表した。

 ボブスレー男子4人乗りで金メダルを獲得したアレクセイ・ネゴダイロとドミトリー・トルネンコフが含まれる。

 バイアスロン女子24キロリレーで銀メダルメンバーのイアナ・ロマノワとオリガ・ビルヒナも入っており、一連の処分者は計19人となった。メダルは剥奪される。

 IOCは来年2月に迫った平昌(ピョンチャン)冬季五輪へのロシアの参加可否を12月5日の理事会で判断する。