決勝進出を決めた明大の丹羽政彦監督(49)は「声の出しすぎで血圧が上がって、頭が痛い」と言いながらも「後半40分間アタックしようと言った通りにできた。守備も前に出ることができた」と満足そうに試合を振り返った。
風下の前半こそ7-14とリードを許した。自慢のスクラムで反則を連発し、攻め込んではミスでボールを失った。それでも、選手たちは勝利を信じていた。80分間走り切るスタミナには自信があった。「後半は相手の足が止まった」とロックの古川満主将(4年)。FW、BKともに積極的に前に出て、後半だけで5トライ。逆転した後もトライを重ね、43-21とダブルスコアで大勝した。
最後に優勝したのは21年前の96年度。決勝進出も実に19年ぶりになる。この10年だけで3度はね返された準決勝の「壁」。だからこそ、丹羽監督は「1つ上に行けたことは、意味がある」と言った。
完全復活の大学日本一まであと1勝。SO堀米航平(4年)は「万全の状態で1月7日(決勝)を迎えるために、この1年間やってきた」と自信を胸に話していた。


