競泳女子の池江璃花子(17=ルネサンス亀戸)が19日、成田空港からメキシコ高地合宿に出発した。

 今回の場所はメキシコのサン・ルイス・ポトシ。標高は1800メートルで、2000メートル以上だった過去2回の高地合宿よりは低い。「平地と同じような練習ができる。(4月の)日本選手権へ、追い込みたい」と抱負を口にした。

 18日夜は平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)をテレビ観戦。スピードスケート女子500メートルで金メダルを獲得した小平奈緒を見て「プレッシャーがある中で勝つ。すごいな」と刺激を受けた。「いろいろな競技を見て感動をもらっている。羽生選手からも勇気をもらった。そういう選手に2020年(東京五輪)ではなりたい」と意気込んだ。