レスリング女子で五輪4連覇を成し遂げた伊調馨選手(ALSOK)が、日本協会の栄和人強化本部長からパワーハラスメントを繰り返し受けたとする告発状が内閣府に出された問題で、同協会が6日に臨時理事会を開くことが5日、関係者の話で分かった。

 日本協会が設置した弁護士3人で構成する第三者機関が伊調選手、栄氏らの聞き取りを終えた報告を受け、臨時理事会で対応を協議する。

 内閣府も関係者への聞き取りを進めている。栄氏、日本協会はともに告発の内容を否定している。