アメリカンフットボール部の悪質な反則問題で、日大の同部父母会は24日、都内で緊急理事会を開催した。終了後、会長と副会長が匿名と顔出しは控えた上で会見した。

 前夜の内田前監督、井上コーチの会見を見て、危機感を覚えたという。会長は「大学の対応には憤りを覚えました。個人としては宮川選手が正しいと思う」と感想を述べた。副会長も「個人的には残念」とした。

 理事会には約110人が出席。今後の対応などを協議。具体的な案は決まらなかったが、会長は「宮川選手を守って上げられなかったこと大変申し訳なく思っている」と話した上で「選手は一致団結する声明をあげている。それを支援していきたい」と話した。