日本バレーボール協会は25日、都内で会見を開き、29日に横浜アリーナなど国内4会場で開幕する女子世界選手権に出場する日本代表14人を発表した。

昨年3月に左膝前十字靱帯(じんたい)を断裂し、8月のジャカルタ・アジア大会でリオデジャネイロ五輪以来2年ぶりに代表戦に復帰したオポジット長岡望悠(27=久光製薬)、5~6月の国際大会ネーションズリーグ、アジア大会でエース級の活躍を見せたアウトサイドヒッター黒後愛(20=東レ)、セッターの冨永こよみ(29=上尾)、田代佳奈美(27=CMSブカレスト)らがメンバー入りした。

中田久美監督(53)は「目標はメダル獲得。就任以来の目標を変えるつもりはありません。覚悟を持って戦っていきたい」と決意を明かした。

大会には24カ国が出場。6カ国ずつ4組に分かれて総当たりの1次リーグを戦い、各組上位4カ国、計16カ国が2次リーグに進む。以下、3次リーグ、決勝ラウンドを実施。決勝戦は10月20日に横浜アリーナで行われる。

世界ランク6位の日本は1次リーグA組で、開幕戦の相手はアルゼンチン(同11位)。以下、オランダ(同8位)、メキシコ(同26位)、カメルーン(同18位)、ドイツ(同13位)の順で対戦する。日本の1次リーグの試合会場は横浜アリーナ。

メンバーは以下の通り。

<オポジット>長岡望悠(27=久光製薬)

<アウトサイドヒッター>新鍋理沙(28=久光製薬)古賀紗理那(22=NEC)石井優希(27=久光製薬)内瀬戸真実(26=トヨタ車体)黒後愛(20=東レ)

<ミドルブロッカー>岩坂名奈(28=久光製薬)荒木絵里香(34=トヨタ車体)島村春世(26=NEC)奥村麻依(27=ナコンラチャシマ)

<セッター>冨永こよみ(29=上尾)田代佳奈美(27=CMSブカレスト)

<リベロ>井上琴絵(28=CMSブカレスト)小幡真子(26=JT)