柔道の世界選手権(8月、日本武道館)男子90キロ級代表の向翔一郎(23=ALSOK)が17日、左中足骨を骨折したと明かした。

都内で所属先の記者会見に出席。先週末のグランプリ(GP)ブダペスト大会で痛めていた。ただ、「普通の人なら全治1カ月でも、1週間で治します!」と強気。試合は決勝で敗れたが、「準決勝の延長戦でも漏れそうになりながら、まだやってやるという気持ちがあった」と“便意”にも勝ったことが自信になったそうで、「命がけで戦っていく」と世界一と誓った。会見後のパーティーには、レスリング女子で五輪4連覇の伊調馨も出席した。