渡辺、瀬戸、大橋に金=五輪内定へ期待 競泳展望

<競泳:世界選手権>◇第10日◇21日◇韓国・光州◇競泳

水泳世界選手権は21日に競泳がスタートする。日本水連は金メダル=東京五輪内定を決めている。日本代表の平井ヘッドコーチは、今大会の目標について「金メダルを含む複数メダル」としている。

金メダル候補は3人。男子200メートル平泳ぎ世界記録保持者渡辺一平(22=トヨタ自動車)だ。17年1月に樹立した2分6秒67を誇る。4月の日本選手権では2分7秒02のセカンドベストで初優勝。150メートルまでは自身の世界記録を上回るハイペースで飛ばした。「2分5秒台を出したい」という言葉が現実になれば、金メダルは見える。ライバルは前回大会金メダルのチュプコフ(ロシア)で自己ベストは2分6秒80と接近している。今季は直接対決で渡辺の2戦2敗。宿敵へのリベンジとともに世界の頂点に立てるか。世界新記録決着も視野に入るハイレベルレースになる。

2人目は男子400メートル個人メドレーに瀬戸大也(25=ANA)。今大会は200メートルバタフライ、200メートル個人メドレー、そして大会最終日の28日に400メートル個人メドレーに出場する。大会前から絶好調で「調子が悪くても金メダルをとれるようにしたい」と必勝を誓っている。ライバルは前回大会金メダルで、同じ94年生まれのケイリッシュ(米国)。今季は目立ったタイムを残しておらず、その状況は不透明。韓国・光州の地でベールを脱ぐことになる。

3人目は前回大会でヒロインになった大橋悠依(23=イトマン東進)だ。今大会は200メートル、400メートルの個人メドレーでエントリー。瀬戸と同じ最終日となる28日の400メートル個人メドレーで勝負をかける。越えるべき壁は「鉄の女」ホッスー(ハンガリー)。チャレンジャー魂で臨む。

その他の写真

  • 女子200メートル個人メドレー予選に出場した大橋(撮影・鈴木みどり)