ハンドボール女子のジャパンカップは21日、東京オリンピック(五輪)のテスト大会を兼ねて東京・国立代々木競技場で4カ国が参加して開幕し、日本はスロベニアと28-28で引き分けた。

同会場での代表戦は、08年1月に「中東の笛」の影響でやり直しとなった北京五輪予選以来。試合前に原主将の離脱が発表される中、代わりに主将を務めた永田しおり(32=オムロン)は「広い会場なので、声が通りにくい。五輪会場を経験できたことは大きい」と話した。

日本は23日にフランス、24日にブラジルと対戦。30日から熊本で開催される世界選手権に出場する。

▽日本ハンドボール協会は女子世界選手権の日本代表から原希美主将(28=三重)の登録を抹消したと発表した。19日の練習中に右ひざを負傷、代わりに堀川真奈(25=イズミ)が登録された。