柔道の東京五輪女子金メダリスト3人が22年の誓いを立てた。

4日、都内での日本代表合宿開始に合わせ、オンライン取材に対応。それぞれが2連覇がかかる24年パリ五輪への思いを踏まえ、22年の漢字を発表した。

52キロ級の阿部詩(21=日体大)が選んだのは「勇」。「勇ましいですね。何事にも勇気を持って強い心をもって挑戦したい」と志した。現在は徐々にトレーニング強度を上げてきており、試合に向けて心身を動かしている最中。「(試合に出たい気持ちは)60%位です。徐々に始めているので、しっかり体ができあがり、試合に挑める気持ちを作り上げられれば出たい意欲は100%になる」とした。復帰戦は未定だが、「あと2年半は短く感じると思う」とパリを見据えた。

78キロ級の浜田尚里(31=自衛隊)は「成」と記した。「成長の成です。今年1年、柔道、柔道以外の面でも成長出来る1年にしたい」。畳内外での具体的な目標を定めてはいないが、大器晩成の伸びしろをまだまだ追い求める。得意の寝技も「まだまだできるようになることたくさんあると思う。1つ1つ、やっていきたい」と期した。

78キロ超級の素根輝(21=パーク24)が色紙に書いたのは「強」の文字。「金メダルを取ることできましたが、パリへさらに強くなっていけるように努力していきたい」と2連覇へ意欲。今後はマークされる立場になるが「できれば誰にも負けたくない気持ちはある。目の前の1つ1つ。確実に勝っていけるように頑張りたい」。無敗でパリまで突っ走りたい。

東京までが5年間あったことで、パリはすでに2年半後に迫る。選手に先んじて取材に応じた増地克之監督は色紙に「備え」と書き、「準備はこれまでもテーマ。備えがしっかりあっての結果になる。パリへ、全ての面でレベルアップ。備えていく。また新しいルールに向けても備えていく」と説明した。

1月から技ありの認定など、12項目に関して新ルールも適用される中で、五輪の出場枠も取りにいく必要がある。「各階級、3人をしっかり、ポイントを取らせていくのが必要。徐々に数を絞っていきながら、代表選手がケガをする可能性もあるので、リスクを考えながら各階級、2、3人を育てていく」と方針を示した。