リーグ終盤に弾みをつける大きな2勝をつかんだ。東地区2位仙台89ERSが、アウェーで西地区7位バンビシャス奈良に73-48で快勝した。21年11月21日ホーム青森戦の53失点を下回る今季最少失点で、同2度目の6連勝を飾った。2月に所属10選手が新型コロナウイルス陽性判定を受け、3週間ぶりとなった同一カードをチーム一丸で乗り越えた。
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前日5日はオーバータイム(延長戦)の末、奈良を下した仙台が試合序盤から主導権を握った。1点リードの第1クオーター(Q)中盤。寒竹隼人が3点シュートを沈めると、そこから4連続得点。良い流れで迎えた第2Qは、6分11秒もの間失点することなく、8連続得点を挙げ、一気に点差を広げた。終了間際にデビン・オリバーがファウルを受けながら2点シュート(2P)。与えられたフリースローも決め、前半を21点リードで折り返した。
後半も勢いは止まらなかった。第3Q残り2分44秒。ジェロウム・メインセの2Pから5連続得点で一時30点リードとし、21年11月以来のホーム白星を狙う奈良にプレッシャーをかけた。シュート成功率は仙台が43・1%、奈良30・2%。ターンオーバー(ミスによる攻守の入れ替え)が仙台6、奈良17とディフェンスも好調だった。
新型コロナウイルスの影響で2月中旬に活動を停止し、練習再開は2日から。わずか3日間の練習で挑んだアウェー2戦を快勝で締めた。藤田弘輝ヘッドコーチは「(前日5日を)何とか勝ちきって、今日は反動が不安だったが、選手たちが通常のインテンシティ(強度)にしっかり合わせてくれて、ディフェンスをファイトした結果」と評価した。
今後は12日の西地区1位西宮戦からホーム4連戦となる。11年3月11日の東日本大震災から11年。何としても勝利を挙げたい一戦に向け、チーム一丸となり、今季最長の7連勝をつかむ瞬間をブースターに届ける。


