3月10日、F1の2022年シーズン開幕前テストがバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われ、初日は午前・午後で全10チームのべ15人のドライバーが走行し、アルファタウリのピエール・ガスリーがトップタイムを記録した。

ガスリーはトータル103周を走り込み、1週間後の開幕戦バーレーンGPの予選・決勝が行われるのと同じ午後6時台のセッション最終盤に柔らかいC4やC5タイヤを立て続けに投入してタイムアタックを敢行。ここでC3タイヤのフェラーリ勢を上回って0・457秒差の1分33秒902でこの日のトップに立った。

「トップで終えられるのは良いことだけど、僕らはタイムではなく自分たちがやるべきテストプログラムとパフォーマンスを引き出すことに集中している。まだやらなければならないことは残されているし、もっと速さを引き出せるはずだ。残り2日のテストでもっとグリップを引き出し、快適にドライブ出来るようにしたいと思っているよ」

テスト2日目は角田裕毅が担当し、3日目は午前をガスリー、午後を角田が担当してテストを締めくくる予定となっている。

この日は2位・3位にフェラーリ勢がつけ、レッドブルのセルジオ・ペレスは最多の138周を走り込んだもののソフトなタイヤでのアタックは行わずタイムは10位。前回のバルセロナ合同テストとは全く異なる驚異的なまでにコンパクトなボディを持ち込んだメルセデスAMG勢も、タイムは9位・11位ながら午前・午後ともに淡々としたテストに徹して計122周を走り込んでいる。

(米家峰起通信員)