ラグビーの関西大学Aリーグは20日にたけびし(西京極)で京産大と天理大の全勝対決を迎える。

18日、京産大が練習を公開。3トライ差以上のボーナス勝ち点を得て勝てば2連覇が決まる大一番に向け、元日本代表SOの広瀬佳司監督(49)は「セットプレーがカギになる」と分析。スクラムの軸となり、今季から先発をつかんだプロップ渡辺龍(4年=甲南)について「ゼロからのスタートで、1軍のジャージーを着られるかどうか分からない状況から試合で力を出せるようになった。彼の努力のたまもの」と期待をかけた。

原点回帰で13日には1時間ぶっ通しでスクラムを鍛え直した。同監督は「昔は毎日2時間やっていた」とニヤリとしつつ「(両プロップの)野村と渡辺は立てなくなるまで組んでいました」。この日の練習前にもFW陣は早出で、元日本代表の田倉コーチとともにスクラムを確認した。

春季トーナメント決勝は31-31で両校優勝だった。渡辺は「春はスクラムで負けたので、今回は雪辱したい」。1試合平均65得点と得点力ある京産大に対し天理大は5試合中2試合が完封。20年度大学日本一の天理大・小松監督は「京産大は日本一を狙えるレベル。うちはチャレンジャー」と話している。【益子浩一】