新潟アルビレックスBBがB1に踏みとどまった。富山を89-77で破り、連敗を3で止めた。

全体順位はB2降格圏の最下位24位のままだが、B1残留圏内の22位滋賀が大阪に敗れ、この日の降格決定は回避した。75-75で延長に入り、77-77の残り3分44秒、PFケヴェ・アルマ(24)のフリースローで勝ち越し。アルマはこの直後にダンクを決め、連続得点で突き放した。23日の富山との2戦目、新潟が敗れて滋賀が勝つと降格が決まる。残り5試合、負けられない試合が続く。

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熱戦の中、アルマが気持ちを前面に出した。自らのフリースローで78-77とリードした後の延長残り3分15秒。まとわり付く相手守備を振り払うようにしてダンクを決め、80-77とリードを広げた。

アルマはこの日24得点。延長では3点だけだったが、流れをつかみきれない時間帯でスコア。アルマの得点後、新潟はリードを許さなかった。81点目からはSFロスコ・アレン(29)が6連続得点で突き放す。残留に望みをつなぐ1勝をもぎ取った。

最後まで諦めず、そして集中した。コナー・ヘンリー監督(59)は「第4Qはコミュニケーションを取って、タフな守備で相手にタフショットを打たせた」と言った。56-50とリードして入った第4Q、中盤に63-64と一時逆転され、その後はシーソーゲーム。計20本獲得したオフェンスリバウンドのうち、第4Qと延長で10本マーク。セカンドチャンスで21点、ターンオーバーから15得点と要所でボールをキープし、得点につなげた。

今季2戦2敗の富山からようやく白星を挙げた。残り5試合で22位滋賀とのゲーム差は3に縮まった。ただ、苦しい状況に変わらない。今日23日に富山に敗れ、滋賀が大阪に勝つと再び4ゲーム差。残り4試合、新潟が全勝し、滋賀が全敗すると14勝で並ぶが、直接対決で2戦2敗しているため、降格が決まる。残り5試合、勝ち続ける。【斎藤慎一郎】

PFケヴェ・アルマ(勝ち越しのフリースローを決め)「最初の1本を外したが、ここ数試合は決まっていたので外してもプレッシャーはなかった。次のダンクまで自分でもどんな感情か思い出せないくらい。接戦を勝ち切れたのは良かった」