ノルディックスキージャンプ女子で18年平昌五輪銅メダルの高梨沙羅(26=クラレ)が15日、都内で開かれた「#髪色自由化」プロジェクト発足発表会に出席した。

すべての人が自分らしい髪色で働ける社会を目指す活動のサポーターに就任し、前日に染めた、頭頂の地毛から毛先へとグラデーションになっている髪色に、「太陽光の下でも天使の輪が浮かぶような。すごくモチベーション上がってます」と笑みがこぼれた。

会では、職場で髪色に制限がある企業は約7割という調査結果が報告された。「私はその人が見えていた方が話しやすい。趣味が目に見えて分かるので、きっかけにもなってうれしいと思います」と自由化を歓迎した。

スポーツ界の実情については「年々緩くはなってきてますが、明るすぎると注意されたり。まだまだ厳しいところはある」と感じているという。自身は初めて染めたのは高3での海外遠征前。「市販のカラー剤で染めてダメージありましたが、なりたい髪色になれて、海外の試合に出られた記憶があります」と振り返った。海外の選手が、各自のテーマカラーに染めているのを間近にもしており、「ピンクや緑に染めたり、選手によってテーマカラーある。モチベーション高めて試合にいく選手が海外では多いかな」と述べた。

髪色だけではなく、近年は部活動での髪形の矯正も議論となっている。「なかなか難しいところではあるとは思いますけど、私個人の意見では、やっぱりその髪形1つで、その人っていう印象もそうですし、その見た目的な部分で大きく変わってしまうなと思うところで」と言及。自身もボブスタイルとロングスタイルの時に周囲からよく別人だと言われた経験を例に出しながら、「髪形が強制されてしまうのは、ちょっと。その子の個性が消えてしまうところ。寂しいなとは思います」と丁寧に説いた。

現在はオフ。「いまもトレーニング続けていて、飛んではいるんですけど、写真を撮りにいったり、読書したりして過ごす事が多いです」と近況を説明。「昨季は課題の多かった年、そこから学んだ事も多い。次の五輪へ向けて自分のジャンプスタイルを築き上げていきたい。髪色も、自分のジャンプスタイルもしっかり確立していきたい」と誓った。