ラグビー日本代表のジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC、53)が9月開幕のW杯フランス大会後に退任する意向であることが6月30日、明らかになった。
日本協会は日本ラグビーの仕組みを知る外国人指導者を後任の基本線としており、15年W杯イングランド大会で日本を南アフリカ戦の歴史的勝利に導いた、現オーストラリア代表監督のエディー・ジョーンズ前HC(63)らの動向を注視。初優勝を目指すジョセフ体制を支えながら、選定や交渉を進めていく。
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自国開催の19年W杯で日本を過去最高8強に導いたジョセフHCが、大きな決断を下していた。
関係者によると、同HCは当初、契約を終えるフランス大会後の続投に意欲。日本協会も3月に、土田雅人会長が同大会後のHCの「第1候補」と明言していたが、交渉は条件面まで至らず、5月に同HC側から退任の意志を伝えたという。
後任選定に向け、日本協会はオーストラリア代表監督としてW杯フランス大会に臨むジョーンズ前HCら、日本とつながりのある外国人指導者の動向を注視。かねて土田会長はHCの理想像に「日本(ラグビー)の仕組みを知っていないと難しい」と言及している。
ジョーンズ前HCは、オーストラリア協会と27年W杯まで契約を結んでいる模様だが、英国のポッドキャストで「今回のW杯(フランス大会)まで指導するだけだ。優勝すれば去るタイミングだし、もし負けても去るタイミングだ」と語ったことを報じられるなど、動静が注目されている。
日本代表は前日29日に千葉・浦安合宿を打ち上げ、7月2日に宮崎で再集合。同8日オールブラックスXV戦(東京・秩父宮)を皮切りに国内で5試合に臨み、イタリアでの直前試合を経てフランス入りする。
ジョセフHCは「ファイナルに向けたチーム作りをしないといけない」とW杯初優勝を目指したチーム作りを進めており、集大成の舞台へ、全精力を注ぐ。
◆ジョーンズ氏の近年の動き
南アフリカからの歴史的金星など3勝を挙げた15年W杯イングランド大会後、日本代表HCを退任。その後、スーパーラグビーのストーマーズ(南アフリカ)HCに就任したが、直後に契約を解消。イングランド代表初の外国人監督となり、19年W杯日本大会で準優勝に導いた。引き続き今年のフランス大会に向けて強化を進めていたが、昨年12月に成績不振を理由に解任。今年1月に母国オーストラリア代表監督に就任した。


