予選で、角田裕毅(アルファタウリ)は0・013秒の僅差でQ1突破を逃し、17位に終わった。

金曜はマシンの仕上がりが良好だったが、路面温度が45度と金曜より12度も高く、その影響かマシンの挙動が大幅に変わってしまったという。

今回はQ1ではハードタイヤの使用が義務づけられ、予選での苦戦を予想していたアルファタウリはフリー走行でハードタイヤを使った予選想定ランを行った上で、Q1に(3)セットのタイヤを投入して捨て身の戦略で臨んだ。

角田は2回目のアタックを終えた時点で12位に付けていたが、最後のアタックで自己ベストを更新することができず17位に終わった。アタックに入る直前に渋滞に引っかかり、前走車との距離が十分でない状態でのアタックを強いられたことを角田は原因に挙げている。

「チャレンジングな週末だなというだけですね。ペースは良かったんですけど、最後のアタックでうまくまとめ上げることができませんでした。前との距離が近かったので、その影響です。すごく残念です」

加えて金曜フリー走行でフロントウイングを壊しており、旧型での走行だった。新型を使用した僚友ダニエル・リカルドが0・013秒差の15位でQ2に進出しており、新型が使えていればと悔やまれる部分もある。

「それは分からないですし、自分が壊したことなので何も言えないです」

しかしフリー走行での決勝想定走行ではペースが良好であったため、決勝では「そのペースを生かして最大限前に行きたいと思います」と角田は語っている。

(米家峰起通信員)