角田裕毅(アルファタウリ)は10位でフィニッシュし、4月の第4戦アゼルバイジャンGP以来3カ月ぶりとなるポイント獲得を果たした。

レース後、チームのエンジニアも角田の走りを「ファンタスティックなレースだった!」と称賛し、角田もチームに感謝を述べた。

「素直にうれしいですね。今日はクルマが本当に速かったですし、チームが本当に素晴らしい仕事をしてくれたと思います。僕らは日曜の決勝を最優先してドライに合わせたセットアップにしていたので、それが功を奏して良かったなと思います」

長い直線区間に合わせてダウンフォースと空気抵抗を削るセットアップを施し、決勝で戦えるマシンに仕上げた。ダウンフォースがないため雨の予選では苦戦を覚悟の上だが、決勝は期待通りドライコンディションになった。

「1周目は自分のスキルを全て使って攻めましたし、楽しみました。第1スティントは特にペースが良くて、アストンマーティンと同等のレベルで走れていたと思います。あの速さが今日のポイント獲得のカギだったと思います。アルピーヌは僕らよりも格段に速かったと思いますし、上位勢にリタイアもあったので幸運もありました。でもそれでも10位でフィニッシュできたのはとても良かったと思います」

ここ数戦はチームも角田自身も細かなミスが続いてポイント圏内から遠ざかっていたが、シーズン前半戦最後となる今回のベルギーGPでシーズン序盤戦のようなミスのない完璧なレース週末のリズムを取り戻すことができたと振り返る。

「モナコGPとスペインGPで2戦連続で不運なかたちでとれたはずのポイントを逃して、あそこからリズムが崩れてしまったんです。ここ数戦は可能な限りコンシステンシー(安定性)を取り戻そうと努力していて、今日はようやくシーズン開幕当初のような状態を取り戻すことができました。その点はすごく良かったと思います。昨日の散々だった流れのまま夏休みに突入したくなかったですし、チームに対してお返しができて、ポジティブなかたちで夏休みを迎えられて本当にうれしく思います」

F1はここから3週間の夏休みに入り、8月25日~27日のオランダGPから後半戦に突入する。

(米家峰起通信員)

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