2部2位の阪大が1部7位の甲南大を3-0の接戦で制し、38年ぶりの1部昇格を決めた。

阪大は粘り強く堅い守備力を存分に発揮。第2クオーター(Q)に残り1ヤードを防ぐなど、鉄壁の守りで甲南大を完封した。最終第4Q8分51秒にK沢田悠太(3年=AISJ)が42ヤードのFGを決めて逃げ切った。38年ぶりはプロ野球阪神の「アレ」と同じ。来季は1部で旋風を狙う。2部1位の桃山学院大も1部8位の龍谷大との激戦を31-28で制し、3年ぶり1部復帰を果たした。

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阪大の勝因は粘り強く堅い守り。第2Q終了間際、残り1ヤードに攻め込まれた。リプレー検証で甲南大選手のファンブルが判明し、一転して攻守交代となった。完封した守備陣に“二刀流”がいる。1年生DB松田貢輝(東京都市大付)は医学部医学科に在籍する未来のドクター。同学部学科でアメフト部に所属選手は22年ぶりという。幼少期に世話になった「町医者」にあこがれ、難関を突破。貴重なアメフト経験者で、勧誘され「みんなより練習に出られませんが」と伝えたが、「それでも」と先輩に言われ、心意気に動いた。

この日、1年でただ1人スタメン入り、タックルでチーム2位タイの4・5を記録。「この2週間、めちゃくちゃ緊張して、(人生で)一番長かった」。あどけない表情がほころんだ。