あー、惜しい! 関学大が、61-21で法大を下して、史上初の6連覇を達成した。
関学大は61-14の第4Q残り2分をきって、敵陣5ヤードまで迫った。TDを奪えば、甲子園ボウル最多得点(82年日大65-28京大)の新記録となる場面だった。
第1ダウンは、QB鎌田陽大(4年)が中央にランで持ち込んだ。4ヤード進んで、ゴールまでの残りは、わずか1ヤードとした。第2ダウンは、再び鎌田が持って左に走った。しかし法大DFに止められて、ゲインはなし。
勝負の第3ダウン。鎌田は、得意のパスを投げた。しかし法大DBクラッセン・マイケル(2年)にまさかのインターセプトをくらった。しかも、相手はボールを持って、関学大のゴールに向かって走り始めた。後ろは、がら空き。残っているのは、パスを投じた鎌田自身だけ。
鎌田は、相手の進路を限定するように、斜め後方に必死で足を動かした。鎌田は「走りながら『うわー、やっちゃった。止めないと』と思った。絶対、止めたろう、どんなにかかっても止めようと思っていた。まあまあ(自陣)30ヤードぐらいまでいっちゃいましたけど」。68ヤードのゲインを許したが、必死のタックルで何とか相手を止めて、インターセプトリターンTDは防いだ。
試合は61-21で終了して、最多得点記録の更新はできなかった。鎌田は「できれば(TDに)もっていきたかった。(試合後に)最多得点記録のことをきいて、なおさらくやしいと思った。記録を残したかったですね」と複雑な表情を浮かべていた。


