テニスの全仏オープンは8日、パリのローランギャロスで行われ、男子車いすテニスのシングルス決勝で第2シードの小田凱人(18=東海理化)が第3シードのグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)を7-5、6-3のストレートで破り、2連覇を果たした。
1セット目の第3、5ゲームにブレークする幸先の良い立ち上がりとなったが、5-5と粘られた。それでも、最後まで集中力を切らさず、第11ゲームにブレーク。そのままセットカウント先取に成功した。第2セットも第1ゲームでいきなりブレークすると、その後も流れを渡さず押し切った。
全仏は昨年、17歳33日で最年少優勝を果たした思い出の大会。今大会前には「コンディションはめちゃめちゃいい。『優勝できるな』って感じ」と話しており、有言実行で4大大会4度目の頂点に立った。
4大大会とパラリンピックを制覇する「年間ゴールデンスラム」が期待される今年。同会場ではパリ・パラリンピックが行われる。「またここに帰ってくるつもりでやっています。パラリンピック本番に向けてのリハーサルだと思って、ちゃんと真面目に結果を出したい」と話していたが、夢に向けて弾みをつける快勝となった。
◆小田凱人(おだ・ときと)2006年(平18)5月8日、愛知県一宮市生まれ。9歳の時に左股関節に骨肉腫を発症。10歳で競技を開始。22年4月にプロ転向し、16歳の同5月全仏で4大大会男子最年少出場。昨年6月の全仏を17歳33日で制し、男子同種目で最年少優勝&世界ランキング1位に。同7月のウィンブルドンも男子最年少優勝(17歳69日)。24年1月に全豪初制覇。175センチ。
◆放送 全仏オープンテニスはWOWOWで連日放送。WOWOWオンデマンドでは日本人選手の全コート、全試合ライブ配信予定。


