年間王者を決めているレッドブルのマックス・フェルスタッペン(27=オランダ)が今季9勝目を挙げた。フェラーリのシャルル・ルクレール(27=モナコ)が2位、マクラーレンのオスカー・ピアストリ(23=オーストラリア)が3位だった。
荒れたレース展開だった。1周目に後方で接触があり、セーフティーカー(SC)出動。ウィリアムズのフランコ・コラピント(21=アルゼンチン)、アルピーヌのエステバン・オコン(28=フランス)がリタイアとなった。10周目にはアストンマーチンのランス・ストロール(25=カナダ)もリタイアした。
30周目には、ホームストレート上でウィリアムズのアレクサンダー・アルボン(28=タイ)のサイドミラーが脱落。34周目にザウバーのバルテリ・ボッタス(35=フィンランド)がそれを踏んだ。メルセデスのルイス・ハミルトン(39=英国)、フェラーリのカルロス・サインツ(30=スペイン)がその破片を踏んだためか、相次いでパンク。35周目には破片除去のため、SCが入った。
40周目にレース再開する。その直前にレッドブルのセルジオ・ペレス(34=メキシコ)がスピンし、リタイア。さらにハースのニコ・ヒュルケンベルグ(37=ドイツ)が単独スピンし、再びSC出動となった。ヒュルケンベルグはリタイア。
ペースの上がらないRB勢は、ここで2台ともソフトタイヤに交換して巻き返しを狙う。
マクラーレンのランド・ノリス(24=英国)は、SC出動中にペースを落とさなかったとしてペナルティーを受けた。メルセデスのルイス・ハミルトン(39=英国)もピットレーンでの速度違反でペナルティーに。2人とも大きく後退した。
ソフトタイヤで勝負に出たRB勢は依然ペースが上がらず、角田裕毅(24)が13位、リアム・ローソン(22=ニュージーランド)が14位とノーポイントに終わった。
ノリスはファステストラップを獲得したものの、10位止まり。マクラーレンが首位に立っている製造者部門のタイトル争い決着は、最終戦に持ち越しとなった。


