首位を守ってきた大阪ブルテオンが、SVリーグ1年目のレギュラーシーズン(RS)優勝を飾った。8位の東レアローズ静岡を3-2で下し、10チームが参加するリーグ戦を通算37勝7敗で全日程を終えた。優勝賞金は1000万円。
| 大阪B | 3 | 28-30 25-23 25-22 22-25 15-13 | 2 | 東レ静岡 |
◆試合経過
第1セット
大阪Bが第1Sをデュースの末に28-30で先取された。最初に24-22でセットポイントにした大阪Bだが、東レ静岡の反撃にあった。立ち上がりに西田が相手ブロックにあうなど、4連続でポイント(P)を失った。その後も劣勢で1-6と引き離された。そこから西田、甲斐のスパイクが決まり始める。17-16で逆転した場面では西田がブロックで得点。スパイクも決まってリードを広げる。トーマス、永露も加点し、21-16とリード。だが、ミスなどで再び相手に3連続Pを許してタイムアウト。波に乗れなかった。
第2セット
第2Sは大阪Bが25-23で取り返した。西田の強打が決まらない序盤は、ブロックで連続Pを獲得し6-3とリード。西田のフェイントが決まって9-6、さらに強打が決まって12-7。だが、西田のサービスミスを皮切りに、5連続Pを失って12-12と追いつかれた。そこで流れを取り戻したのが甲斐の強打で、13-12、14-13と1歩リードする。18-18で迎えた場面では、西川のブロック、西田などで3連続Pで21-18とリード。最初のセットPを迎えた24-23の場面では、トーマスの強打が決まって接戦を制した。
第3セット
大阪Bは第3Sを25-22で奪った。連係ミスで2-3とリードされたが、そこからリベロ山本が拾い、西田のスパイクで追いつく。甲斐の強打2連発で5-3とリード。その後も接戦となり、11-9で迎えた場面で西田のサービスエースが決まる。13-10からは甲斐がサーブで崩し、西田が強打で決める必殺パターン。今度は15-13から甲斐の強打を皮切りに、3連続Pでリードを広げた。21-15から4連続Pを失ったが、西田のフェイントで流れを引き戻し、甲斐、西山も加点。最後は西川のスパイクで逃げ切った。
第4セット
大阪Bは第4Sを22-25で落とした。0-2から西田の連続スパイクが決まって追いつく。だが、8-7から3連続Pを失って逆転される。ラリーから西田が打ち抜いて10-11。14-17から甲斐が連続スパイクで詰め寄るも、18-19から西田のサーブミス。西川がスパイクで19-21にするも、東レ静岡も強打で1歩も引かない。大阪Bはサーブミスで20-23と追い込まれる。21-24で迎え、西田の強打で22-24にする。だが最後は相手スパイクが決まった。悪い流れが止まらない。本拠地は一瞬静まりかえった。
第5セット
大阪Bは第5Sを15-13で奪った。西田のスパイクで2-1とリードするも、相手の強打で2-2。ラリーの強打で3-2とするも、すぐに追いつかれる。4-4から相手サーブが外れるが、次の西田のサーブもネットにかかる。5-5から甲斐のスパイクでリード。だがそこからトーマスが2連続で止められ6-7。西田の強打で7-7に追いつくも、続くサーブミスで7-8。9-11でタイムアウト。西田、甲斐、西田の得点で12-11。14-13からビデオ判定の末に15-13とした。これで通算37勝7敗で優勝を飾った。
| VC長野 | 0 | 20-25 23-25 22-25 | 3 | サントリー |
◆試合経過
第1セット
サントリーのスタメンは、セッター下川諒、対角に甲斐孝太郎、アウトサイドヒッター(OH)はアライン・デアルマス、アレクサンデル・シリフカ、ミドルブロッカー(MB)は鬼木錬、小野寺太志、リベロ藤中颯志を起用。12日の第1戦から大きくメンバーを変更し、高橋藍やドミトリー・ムセルスキー、大宅真樹ら主力を登録から外して温存した。2-4の場面でシリフカがバックセンターからのフェイントで得点に成功。続くデアルマスがサービスエースを決めて逆転すると、一気に主導権を握った。10-7では、シリフカのフェイクセットから甲斐がスパイクを決める連携技を披露。手のケガから復帰した小野寺も、要所でクイックを決めて加点した。中盤はサイドアウトの応酬となったが、シリフカを中心に多彩な攻撃で攻め手を緩めず、小野寺のブロックで20-16と先に20点台に突入。最後はセットポイントでシリフカがブロックを決め、25-20で先取した。
第2セット
VC長野に先行を許したものの、サントリーはOHシリフカの攻守にわたる躍動で流れを引き寄せた。デアルマスに正確なハイセットで攻撃を演出すると、8-9の場面ではライトから強烈なスパイクを決めて同点に追いついた。さらにサービスエースで勝ち越し点をもたらすと、自ら拾ったボールをバックセンターからのアタックで決めるなど存在感を発揮した。中盤に5連続得点で13-9とすると、その後も甲斐のバックライトなどで得点を重ねた。終盤には20-20の同点に追い付かれたが、途中出場のキャプテンのOH藤中謙也らがアタックを決めて逆転は許さず。MB鬼木のクイックでセットポイントを奪うと、最後はシリフカが決めて25-23で連取した。
第3セット
サントリーはOH藤中謙也、MB佐藤謙次をスタートから起用。序盤にシリフカの軟打など3連続得点で先行したが、その後は一進一退の攻防となった。中盤にブロックやサービスエースなど3連続失点で12-13と逆転を許したが、終盤に藤中のスパイク、シリフカのバックアタックで18-16と再逆転に成功。佐藤の速攻、シリフカの強烈クロスでマッチポイントを握ると、最後は相手のサーブミスで25-22。セットカウント3-0のストレートで快勝した。16連勝でレギュラーシーズンを締めくくった。
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