世界ランキング6位の日本が、同49位のインドを3-0で下し、準決勝進出を決めた。1次リーグ(L)から4連勝。2大会連続11度目の優勝で28年ロサンゼルス五輪切符獲得まで、あと2勝に迫った。
石川祐希主将(30)が、勝負どころでチームを牽引(けんいん)した。第3セットは、この日初めてリードを許す立ち上がり。それでも、自身の強打などで3連続得点を奪い、早々に6-4と逆転した。中盤12-13では、レフトからのスパイクで同点。その後もサービスエースを含む6連続ブレークで、一気に相手を突き放した。ビハインドの場面では「予選とは違ったマインドで臨んでいた。ミスが出た時もチームを立て直し、そこから流れをつかむことができた」と振り返った。
試合がなかった2日間はウエートトレーニングやケアを中心に調整した。前日の練習ではセッター深津英臣(36)とトスを確認。「今日と明日でもっと合わせていこうと話していた。それが第2セット以降につながった」と、試合の中で高まったコンビネーションに手応えを示した。
12日の準決勝では韓国と対戦する。「僕たちと似たようなディフェンスができるチーム」と警戒し、攻撃陣への対応をポイントに挙げた。
負ければ終わりの決勝トーナメント。「消極的にならず、どれだけ大胆にアグレッシブに攻められるかが勝ち切る鍵。どんな状況でも攻め続けたい」と、負けられない戦いに覚悟をにじませた。


