楽天は25日、同社の仙台支社内に国内4番目の営業拠点となる「東北営業部」を設立した。プロ野球参入による地域密着効果を本業でも利用、インターネット上の仮想商店街「楽天市場」に東北地方から出店している店舗のサポートや新規開拓を図る。
楽天本社によると、東北地方からの楽天市場出店数は、プロ野球への参入が決まった04年12月からの1年間で約166%増えて617店舗になった。同社広報部は「もともとポテンシャルの高い地域だが、新球団効果で認知度や信頼性も高まった」としている。
仙台支社は04年12月に設立されたが、球団関連業務が中心だった。
[2006/1/25/15:24]