速報記事一覧へ スコア速報一覧へ スポーツカレンダーへ

nikkansports.com・ホームへ
共通ナビゲーションを飛ばす。ページメニューへ MLB | PDF号外 | プレゼント | 占い | 映像 | 新聞購読
0
googleの検索機能
nikkansports.com・ホームへ

click here!
社会TOP
健康連載
おくやみ
広部玄の株やっちゃうぞ

メーンメニュー
・ 野球 ・ サッカー
・ スポーツ ・ バトル
・ 競馬 ・ 芸能
・ 社会 ・ 釣り
ページトップへ
社会タイトル

  今、心の診察室では
 

【第2回】

クリニック自体が治療に貢献

今、心の診察室では

 都内の“心の疾患”を対象とする精神科、神経科、心療内科が、この2年間で150%もの急増をみせている。そして、その中には患者のニーズに答えるべく、昔からのイメージを払しょくするようなクリニックが増えている。

 JR山手線の巣鴨駅近くにある「ひもろぎ心のクリニック」も、そんな特徴あるクリニック。雑居ビルの中の扉を開けると木のぬくもりのある待合室。スーッと緊張感を和らげてくれるような気にさせてくれる。

 「東京で働く人々に、ゆったりと時間が流れる田舎を感じ取ってほしいと考えたのです。だから、田舎の民家ばかりを建てている方にお願いしました。柱や床などの木には、化学塗料は一切使用していません。柿渋が塗ってあるだけです」と、渡部芳徳理事長はコンセプトを話した。

 診察室に入ると、患者は窓の外の広いテラスの緑を眺めながら、診察を受ける。循環器内科ならば、白衣高血圧の患者さんもよくいるが、このやすらぎの中ではそういう血圧の変化はない。

 「テラス、緑、そして、太陽の光が降り注ぐのです。どれも大事なのですが、特に太陽光がポイントです。都会のクリニックの診察室は、蛍光燈の明かりのところが多いですね。自然の光、そして木の机といすが重要なのです」と渡部理事長。それは、人間の生命を呼び覚ますのかも知れない。

 カウンセリングルームもやはり同じように、テラス、緑、太陽光と木のぬくもりで満たされている。「この中にいると、患者さんは自然と悩みごとが口をついて出てくるように思えます」(渡部理事長)。

 ひもろぎ心のクリニックとは異なり、患者を優雅な気持ちにさせるホテル風のクリニック。音響や画像で癒やし空間を演出するクリニック…。さまざまな心のクリニックが誕生し、まさに医師が治療する時代から、クリニック全体が治療に大きく貢献する時代に突入している。もちろん、それは患者が待っていた医療の形である。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

白衣高血圧

 家庭では血圧が正常範囲なのに、病医院の診察室に入ると高血圧になるケースを“診察室高血圧”とか“白衣高血圧”と呼ぶ。白衣を着ている医師や看護師の前に出ると血圧が上がることから、この名称が付いた。
前のページへ戻る このページの先頭へ
ニッカン倶楽部広告ガイド会社案内このサイトについて問い合わせ
  nikkansports.comに掲載の記事・写真・カット等の転載を禁じます。
  すべての著作権は日刊スポーツ新聞社に帰属します。
  
野球ページへ サッカーページへ スポーツページへ バトルページへ 競馬ページへ 芸能ページへ 社会ページへ 釣りページへ