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  この病気になる理由
 

【第48回】

禁煙が症状改善の近道

この病気になる理由

COPD(下)

 COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、早期発見・早期治療が大切な病気だ。多くの慢性疾患と同様、進行を抑え重症化を防止するのが治療の眼目となる。

 COPDの専門治療機関である日本医科大学呼吸ケアクリニック(東京・千代田区)所長として治療に当たる木田厚瑞・日本医科大教授は「タバコを吸っているなら、まず禁煙することが前提になります。禁煙するだけでCOPDの症状はかなり改善されます。また今後どのような経過をたどるか、どう対処すればいいのかなど医師と患者が十分に話し合うことも大事です」という。

 症状および重症度に応じた治療選択をするのがCOPD治療の基本となる。呼吸機能訓練や運動療法など具体的な訓練に限らず、栄養管理や精神的な支援にも取り組む。症状を改善する薬物治療もある。「包括的呼吸リハビリテーションと呼んでいますが、患者さん自身を含めた総合的な医療がCOPDにはかかせません」と木田教授。

 実のところCOPD治療は金がかかる。01年で1885億円がかかっていて、患者数から比較すると1人当たりでは気管支ぜんそくの2倍にもなっている。発症年齢は60歳代がピークとCOPDは高齢化社会とリンクしている病気でもある。

 木田教授は「COPDは長年の喫煙がもたらす生活習慣病といっていいでしょう。自己責任もありますが受動喫煙の問題など社会的な取り組みも必要です。医療費の増大は当然、全体の問題です。COPDに無関心では困ります」と訴える。

 COPDに関しては世界銀行まで予測値を出している。経済損失が大きいと判断しているからだ。その予測では2020年には心臓病と脳血管障害に次いでCOPDが世界の死亡原因の第3位になるとしている。早期発見が可能で治療・予防策もある。それにも関らず患者数が増えるとすれば、社会的取り組みが足りない証拠だろう。病気がもたらす社会的損失は想像以上に大きい。健康で長生きできることは、いつの時代も社会の目標だ。

【ジャーナリスト 小野隆司】

COPDに関する情報

 COPD情報ネット(http://www.copd-info.net)、日本呼吸器学会(http://www.jrs.or.jp/index.html)、日本医科大学呼吸ケアクリニック(http://www.nms.ac.jp/rcc/rcc.html)などのホームページで情報が得られる。
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