21年世界選手権3位でメダル候補に挙げられるロシア・オリンピック委員会(ROC)のアレクサンドラ・トルソワ(17)が、男子顔負けの超高難度ジャンプ構成をミスなくそろえた。

フリー曲をかけた通しで基礎点が1・1倍となる演技後半に、現在競技会で成功例のある4回転ジャンプで最も基礎点が高いルッツを2本着氷。2本目は4回転ルッツからの3連続ジャンプとし、その基礎点だけで17・93点を得ることになる。4回転4種5本を降りきり、15日のショートプログラム(SP)、17日のフリーへ調子を上げてきた。

この日のトルソワの構成は以下の通り。

〈1〉4回転フリップ

〈2〉4回転サルコー

〈3〉4回転トーループ

〈4〉ダブルアクセル(2回転半)+3回転トーループ

〈5〉4回転ルッツ

〈6〉4回転ルッツ+1回転オイラー+3回転サルコー

〈7〉3回転ルッツ+3回転トーループ