日本スケート連盟は19日に都内で理事会を開き、フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦スケートアメリカ(10月21~23日、ノーウッド)へ、男子の三浦佳生(17=オリエンタルバイオ/目黒日大高)の派遣を承認した。

16日には国際スケート連盟(ISU)が、当初9月22日に開幕予定だったジュニアグランプリ(GP)シリーズ第4戦アルメニア大会を、アゼルバイジャンとの軍事衝突や首都エレバンでの抗議デモを憂慮して中止と発表している。

日本は男子で第1戦フランス大会優勝の中村俊介(木下アカデミー)らがエントリーしており、日本連盟の伊東秀仁フィギュア委員長は「延期になるか、第5~7戦に(派遣選手が)吸収されるか、今週中にはISUから(発表がある見通し)」と説明した。【松本航】