NHKで4日午後8時58分から放送された北京オリンピック開会式の平均世帯視聴率が、21・3%(関東地区)だったことが7日、ビデオリサーチの調べで分かった。午後7時台に放送された18年平昌大会の30・1%から8・8ポイント、ダウンした。平均個人視聴率は13・2%。毎分最高世帯視聴率は25・2%(毎分最高個人視聴率は16・2%)だった。

開会式は08年の夏季北京オリンピックと同じ国家体育場、通称・鳥の巣で行われ、世界的映画監督のチャン・イーモウ氏が演出を担当した。

式典のクライマックスとなる聖火台への灯火では、雪の結晶を模した巨大パネルの中央に最終ランナーがトーチを差し込み、それがそのまま聖火台となるなど、驚かせる演出が話題となった。

直近5大会の視聴率は以下の通り。

18年 韓国・平昌大会 30・1%

14年 ロシア・ソチ大会 13・7%(録画は22・3%)

10年 カナダ・バンクーバー大会 25・4%

06年 イタリア・トリノ大会 12・0%(録画は19・1%)

02年 アメリカ・ソルトレークシティー大会 19・4%

※放送は全てNHK、生中継時の数字を表示