来月4日に開幕する北京オリンピック(五輪)を前に各国の選手団が続々と選手村に入村する中、リュージュの米国代表サマー・ブリーチャー(27)のベッドに関するSNS投稿が話題になっている。

英デーリー・メール紙が、ブリーチャーがSNSに投稿した動画でリモコン付きの豪華なベッドを紹介したことを伝え、東京五輪の段ボールベッドから格段にレベルアップされたと報じた。ブリーチャーは、自身のTikTok(ティックトック)でファンからの「ベッドは段ボールでできているの?」という質問に答える形で、8段階で睡眠に快適なポジション調整ができ、無重力睡眠も楽しめるという電動リクライニングベッドを紹介している。

ブリーチャーは動画の中で「この質問をしてくれてとても嬉しい」と語り、「ここには段ボールベッドがないというだけでなく、北京は東京五輪の主催者に本気で勝ることを考えたと思う」と返答し、さっそく電動ベッドのリモコンを操作してマットレスの角度を変える様子を紹介。そして最後は「無重力状態」のベッドに寝転がり、「極めて素晴らしいわ」と満足気な表情を見せている。

同紙はベッドは米国の企業が製造しているもので、実際に使用されているモデルは分からないとしながらも価格はツインXLサイズが最低649ドル(約7万1390円)から販売されていると伝えている。また、体のカーブにあわせてマットレスが自動的に最も快適な睡眠状態に調整する機能を備えているとの地元メディアの報道も紹介した。

東京五輪の段ボールベッドをめぐっては、一部選手たちの間で新型コロナウイルスの感染予防対策としてセックスを禁止するための「アンチ・セックス・ベッド」だと噂されたことなども伝え、しかし実際はかなりの強度があったなどと東京五輪で注目された段ボールベッドについても記事で触れている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)