新種目のジャンプ混合団体は日本、オーストリア、ドイツ、ノルウェーの女子5選手が失格となり、10カ国中4カ国に失格者が出ると波乱の展開となった。失格者1人を出し、4位の日本に続いて5位と健闘したオーストリアのマリオ・ステケルト・コーチは「これは茶番だ」と憤慨したとドイツ・ビルト紙が伝えた。また同国代表メンバーのシュテファン・クラフトはドイツ放送局ZDFのインタビューで「2回目に進む前の(メンタル)コントロールは非常に厳しいものだった」と動揺していたことを明かした。

またオーストリアのクローネン・ツィトゥング紙では、失格したダニエラ・イラシュコがウエストバントが規定よりも1センチ幅が広かったと失格となった詳細を報道。イラシュコは「チームには申し訳ないことをした。全員が良いジャンプをしたのに、私のジャンプで台無しにしてしまった」と悲しんでいた。