全日本スキー連盟(SAJ)は11日、北京オリンピック(五輪)のジャンプ混合団体でスーツの規定違反で失格となった女子の高梨沙羅(25=クラレ)について、勝木紀昭会長名で、以下のような声明を出した。

「平素より本連盟の選手強化にご支援を賜り誠にありがとうございます。2月7日に行われましたスキージャンプ混合団体ノーマルヒル種目において、本連盟の選手が、ジャンプスーツに関するルール違反により失格になったことは、誠に残念であります。関係者に事実確認を行なった上で、今後、ルールを明確にする事に対して検討を始めるものの、現時点では、全ての選手、スタッフのケアを最優先として注力することが最重要と考えております。また、現在も試合に臨んでいる選手が、最高のパフォーマンスを発揮できるよう、本連盟一丸となって全力を尽くしております。本連盟は、選手に最良の環境を提供できる様、努めてまいります。引き続き、選手への温かい応援をお願い申し上げます。公益財団法人全日本スキー連盟 会長勝木紀昭」