2大会連続銀メダルの平野歩夢(TOKIOインカラミ)が悲願の金メダルに輝いた。

1回目から超大技トリプルコーク1440(斜め軸に縦3回転、横4回転)を成功させた平野歩は3回目で96・00をマーク。逆転で初優勝を果たした。2位はスコット・ジェームズ(27=オーストラリア)だった。

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▽平野歩夢の過去五輪

◆14年ソチ 五輪初出場で男子HP銀メダル獲得。中学3年、15歳74日でのメダルは冬季五輪の日本選手最年少と同時に、雪上競技では世界最年少、さらに日本スノーボード史上初のメダルだった。予選2位通過し、決勝は1回目(当時は全2回)でトップに立つ90・75点。2回目でキャブダブルコーク1080などを決め93・50点でポドラドチコフ(スイス)に次ぐ2位。銅メダルは平岡卓。

◆18年平昌 男子HPで2大会連続銀メダル。予選を3位通過し、決勝は2回目で95・25点の高得点。同年1月に史上初めて成功させた、フロントサイドダブルコーク14-キャバレルアル(キャブ)DC14の連続4回転を決めた。だがその後、ホワイト(米国)も連続4回転技を決め、再び金メダルをさらわれる格好となった。

◆21年東京 スケートボード男子パークに唯一の日本代表として出場。62・03点の予選14位で、上位8人による決勝進出は逃した。それでも日本人5人目の夏冬両五輪出場を果たした。

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◆トルプルコーク1440 斜め軸に縦3回転、横4回転する大技。技名にある「トリプル」は縦に3回転することを指す。「コーク」とはコルクスクリューの略で、コルク用の栓抜きのように、らせん状に渦を巻く回転形式であることに由来。1440は回転数(360×4)を意味する。昨年12月のデュー・ツアーで、平野歩夢が公式戦では世界で初めて成功させた。