日刊スポーツでは、北京オリンピック(五輪)特別企画「アスリートの視線~GoPro動画より~」と題して、北京五輪スノーボード日本代表、飛田流輝(22=ウィルレイズ)がビッグエアのキッカー(ジャンプ台)から繰り出す、ジャンプを、飛田本人の目線でお届けする。

昨年の世界選手権4位の実績を誇り、北京五輪でもメダル獲得が期待される飛田が昨年、練習施設である富山県・立山キングスで撮影に応じてくれた。

頭部や脚部などに「ウエアラブルカメラ」、GoProを装着。五輪本番よりもジャンプ台のサイズが小さいことや、撮影用具をつけているため、技の難度は落としているが、それでも迫力十分だ。

踏み切りのタイミング、視線などについても、飛田本人が、わかりやすく語っている。世界で戦う超一流が、自身を解説する、見逃せない内容。映像と音声で、トップアスリートの技術と、視点を存分に味わうことができそうだ。

◆飛田流輝(とびた・るき)1999年(平11)5月7日生まれ、東京都足立区出身。東京・成立学園高-日体大。ウィルレイズ所属。父の影響で3歳からスノーボードを始める。当初はハーフパイプに取り組んでいたが、中学3年時にビッグエアとスロープスタイルに転向。18年全日本選手権スロープスタイル優勝。19-20年ワールドカップ(W杯)スロープスタイル総合優勝。21年3月の世界選手権ではビッグエアで4位入賞。趣味はバス釣りやスノーボード。好きな食べ物は焼き肉とすし。

◆GoPro(ゴープロ)米国発祥の小型デジタルビデオカメラ。縦5センチ、横6センチ、厚さ2センチ程度のサイズで防水性が高く、振動に強い。体に装着できる「ウエアラブルカメラ」で迫力ある映像が撮影できる。サーフィン、自転車、スキーなどの動画撮影が有名。