短中長距離の5種目に出場する「オールラウンダー」高木美帆(27=日体大職)が、自己ベストを更新する37秒12で銀メダルに輝いた。1500メートルの銀に続く今大会2つ目のメダルを獲得。

レース後の報道陣との一問一答は以下の通り。

-振り返って

「久しぶりの500メートル。滑ってる本数は決して多くなかったんですけど、いいレースができたのかな。カルガリーでのW杯での500ではイン上がりでコーナーの入りが合わなくて失速したので。今日は、うまくスピードを乗せられた。経験を生かせたのかな」

-タイムを見て

「ビックリしました(笑い)。あの表情の通りです。相手選手のタイムかなと思ったので、驚きました」

-カルガリーでの自己ベスト(19年の37秒22)を0秒10更新した

「何か…良かったなと。思いっ切りできて。コーナーの2つ目の入りのことしか考えてなくて、感覚も良く分かんなかった。無心で滑りました」

-待っている間は

「パシュート(団体追い抜き)が次あるな、って次のことを考えていたんですけど、時間が時間(深夜帯のレース)だったので通常のリズムにどう戻そうか考えていたんですけど、だんだんメダルの可能性が出てきて、ちょっとソワソワしてきた感じです。でも、このタイムが出たので、メダルが取れても取れなくても、次に向けて、いい気持ちになってました。プラスの気持ちに。条件が重なったと思うんですけど、銀メダルうれしいです」

-ヨハン(・デビット・コーチ)が戻ってきて

「心強さというか…何なんですかね。日々の練習の中で、ヨハンがそばにいてくれて、ふとした時にかけてくれる言葉がなくなった期間は、やっぱりしんどいものがあった。今日は氷上アップの時に“肩に力が入ってるぞ”と言われ続けてました。500用の滑りを意識しすぎて動きが固まっていた。体になじむ、無理しない滑りをしようと思ったことが大きかった」

-レース自体は

「最初の100のスタートを決め切れて、後半の伸びもまずまずでした」

-5種目に挑戦している中で、今日の価値は

「この銀メダルは挑戦したことの証し。誇りたいと思います。スケート的に無理をしている感じは少なからずあったんですけど、残り2種目、しっかりと挑みたい」

-1500と比べて緊張などしなかったか

「どうですかね。あんま意識してなかったのかもしれないですね。内側のところでは」