男子車いすT52クラスで佐藤友祈(ともき、28=WORLD-AC)が400、1500メートルの2種目を走った。

 タイムは57秒30、3分32秒58。今月1日の関東パラ(東京・町田市立陸上競技場)で55秒13、3分25秒08の世界新を連発したが、さすがに2週連続の快挙はならなかった。

 「先週の大会にピークを合わせていたので…。でも、この重いトラックと湿度の高さを考えれば、今日のタイムでも僕の力は昨年のこの時期よりも確実に上がっていると思います」

 両種目で16年リオデジャネイロ・パラリンピックは銀メダル、昨年7月の世界選手権では金メダルを手にしている。前の世界記録保持者レイモンド・マーチン(米国)と競い合ってのものだ。2年後の東京でも2冠が期待されるが、「世界記録を出しても、そんなに大きなニュースにならなかった。もっとこの競技を多くの人に知ってもらう必要がりますね」。世界最速の男はパラ陸上の認知度アップを大きな課題として挙げた。