東京オリンピック(五輪)の出場枠を懸けた大会で、日本女子は1次リーグB組第3戦でウクライナに20-17で競り勝ち、さらに同最終戦ではタイに21-6で圧勝し、4戦全勝の1位通過で決勝トーナメント進出を決めた。

日本は、馬瓜ステファニー、山本麻衣(ともにトヨタ自動車)、篠崎澪(富士通)、西岡里紗(三菱電機)の4選手が出場。ウクライナ戦では終盤に追い付かれたあとも慌てず対応し、馬瓜のフリースローで再び勝ち越すと、篠崎の外角シュートで突き放した。

タイ戦では序盤から着々と得点を重ね、最後は馬瓜のフリースローで21得点に乗せ、最長10分の試合時間のうち1分半以上を残してノックアウト勝利を収めた。

大会には男女20チームが参加し、5チームずつ4つの組に分かれて1次リーグを実施。各組上位2チームが決勝トーナメントに進出し、3位までが五輪出場権を獲得する。準々決勝、準決勝、3位決定戦は30日に行われる。

今大会で五輪切符を取れなかった場合は、最後の1枠を懸けて世界最終予選(6月4~6日、ハンガリー)に回る。

男子は開催国枠での五輪出場が決まっており、今大会には参加していない。