橋本聖子五輪相(55)が9日、閣議後会見を行い、簡素化する案が検討されている東京都東京オリンピック(五輪)・パラリンピックにおける無観客試合の選択肢について「現段階では組織委から『時期尚早』との話をされており、私もそのように思っている」と慎重な姿勢を示した。

さらに「まずはコロナ感染症対策をやり、収束させていくことが大前提」と話した。

また、政府は閉会式翌日の8月8日に「山の日」を移動するなどの五輪特別措置法改正案について、今国会での成立を見送る方針を固めたことに言及。「祝日の特例に関しては、周知期間を確保する必要があるので、急がないといけないと考えている」と話した。