加藤勝信官房長官は8日の記者会見で、25日に始まる東京オリンピック(五輪)の聖火リレーで人気グループ「TOKIO」など予定していた著名人走者の辞退が相次いでいることに理解を示した。「本人の都合や意向は当然尊重されるべきだと考えている」と述べた。

同時に「希望のともしびとして聖火が全国を巡ることを期待したい」と強調した。東京五輪・パラリンピック組織委員会と各都道府県が新型コロナウイルスの感染対策で緊密に連携し、聖火リレー関係者や地域住民の安全を確保するのが重要との認識も示した。(共同)