丸川珠代五輪相(50)は20日の閣議後会見で、新型コロナウイルスの感染拡大の状況次第で東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの中止も選択肢になるとした自民党の二階俊博幹事長の発言に対し、「誰が見てもこれは出来ないという時にやめるというのは、ある意味当たり前のこと。まん延しきって誰も外に出られない、来る国で次々と変異株がおこって、誰が感染しているか検査では判別できないような状況にならないとも限らない」と述べた。

また、菅義偉首相とバイデン米大統領の面会でバイデン氏の来日表明がなかったことに関しては「それぞれの国、地域の要人は、それぞれのオリンピック委員会、パラリンピック委員会がお決めになることなので、おそらくこれからご相談されることだろうという理解をしております。外交上あるいは政治上の日程でいえばかなり先のことだと思いますので」と答えた。