初の五輪代表を狙う同所属、同学年の2人が表彰台に並んだ。

2位の谷川航は得意の跳馬で最高難度の「リ・セグァン2」を成功。「着地がぴたっとくれば89点はいく」と強気だった。昨年の全日本王者で萱和磨は、まとめれば優勝が見えた最終の鉄棒でバーから片手が離れるミスが出て3位。安定感が持ち味で、珍しい失敗に「最後にああいうのが出るのはまだまだ課題」と修正を誓った。