日本オリンピック委員会(JOC)は24日、ギリシャで採火された聖火を都内の日本オリンピックミュージアムで9月1日から一般公開することを発表した。期間は11月1日までの2カ月間。

聖火は3月に日本に到着したが、その後に新型コロナウイルス感染拡大によって五輪の延期が決定。厳重に保管されていた。五輪1年前となった7月23日のセレモニーでは、白血病から復帰を目指す競泳女子の池江璃花子(20=ルネサンス)が国立競技場でランタンの聖火を掲げていた。

公開は日本オリンピックミュージアム1階「WELCOME SALON」で行われる。同ミュージアムは現在、感染拡大防止を目的として、日時指定の事前予約制となっている。入館は30分ごとに定員60人としており、公式サイトから申し込む形をとる。観覧料金は高校生以下は無料、一般は500円、65歳以上は400円となっている。