国際オリンピック委員会(IOC)総会が10日、オンラインで行われ、トーマス・バッハ会長(67=ドイツ)が再選した。任期8年の1期目を終えて今回の会長選に唯一、立候補していた。2期目は任期4年で25年まで。再任は1度だけ認められる。

フェンシング男子フルーレ団体で76年モントリオール五輪(オリンピック)金メダリストとなったバッハ氏は、東京五輪の開催が決まった13年9月の総会で第9代会長に就任した。昨年3月には安倍晋三首相(当時)とともに史上初となる大会延期を決定した。